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    制服強制事件

    • 2018.05.19 Saturday
    • 22:53

    17日朝、私はなんとも言えぬ感情に襲われた。

    これは怒りなのかわからぬほどの怒りで身体が震えた。

    私は何に対してこんなにも怒っているのか?

     

    これまで幼稚園の先生の言動や対応におかしいなと思っていたことはいくつかあった。

    例えば、

    先生から「制服着なさい」と息子が言われたこと。

    先生から「わたしじゃなくてボクでしょ」と息子が一人称を直されたこと。

    承諾なしのテレビ撮影。

     

    給食の無理強いもありましたね。

     

    そして今朝、息子のクラスの集合写真を見て、フォーマル私服を着せたはずの息子が幼稚園の制服を着て写っていることに気付いた。

     

    手が震えた。

     

    それのどこが?そんなことで?と思われるかもしれないが、そもそも私は制服が大嫌い。

    私にとっては、イスラム教徒に豚肉を食べさせるくらいのあり得ないことで、個人の尊厳を著しく傷つけることだった。

     

    ここに至るまでにはちょっとした経緯がある。

    まず、この認定こども園では、制服は1号認定児のみで、2号3号には制服はない。強制できない。

    これは市の保育課でも確認したが、2号3号には制服を強制しないようにと指導しているそうだ。

    1号認定は自らの希望でその園に通っているが、2号3号はそうとも限らないからだ。

    (認定の違いについて知らない方は他で調べてください)

     

    うちは貧乏なので制服は買わないと決めている。

     

    昨年、うちの子が年少のとき、写真撮影の日は普段着で行った。

    先生には「制服ない子はこのままでいいんですかね?」と尋ねたが、「どうですかねぇ?」とわからない様子。

    「まぁ持ってないんだからしょうがないですよね、このままでいいですね」という軽い感じだった。

    実際、そのまま私服姿で写真は撮影された。

     

    ところが修了式の日に、息子は先生から「制服着なさい」と言われたそう。

    息子は先生から注意のようなものを受けたことで怒っていた。

    私も腹が立ったが、まぁ先生も任意とは言えやはり制服着せたいんだろうなと思った。

     

    息子はこれまで一度も制服を着たいなどと言ったことはなく、毎日好きな服を自分で選んで着て行っている。

    我が家では、自分の身につけるものはほぼ全て買うときから自分で選ばせるようにしている。(これには理由があるがここでは割愛する)

     

    そうは言ってもやはり式とか集合写真はフォーマルなものが良いとは考えていたので、春休み中に息子と二人で本人の気に入るフォーマル風な洋服を買いに行った。

    幸い気に入るものがあり、息子もそれを着るのをすごく楽しみにしていて、当日もすごくうれしそうに着て行った。

    先生からも「かっこいー」などと言われ嬉しそうにしていたのを覚えている。

     

    なのに、撮影はなぜか制服だった。

    出来上がった写真を見た息子曰く「○○先生が大好きな洋服をとった。○○くんの制服を貸してくれた」と。

     

    なななななんてことをしてくれたんだぁーー!!!

    子どもの権利条約を読んで理解しているのか!!

    改訂された認定こども園教育・保育要領は読んでいるのかぁーー!!!こらぁ!

    日本国憲法を理解しているのかぁーーー!!

     

    直観的に私の脳内をそのような言葉が駆け巡り、怒りのあまり手が震えだしたのだ。

     

    普段着ないような洋服を着て行ったのだから、普通の人間なら「あ、この洋服を着て撮影をする気なんだな」と一目でわかるだろう。私もそれなりに配慮して、全体の雰囲気を壊さないよう色味を押さえたシンプルなものを買ったつもり、ていうかフォーマルなものって大体そんな感じ。

     

    でも、教員がその意思をいともあっさり無視し、個人の価値観なのか園の方針なのか知らないが、「制服を着ねばならぬ」という価値観を押し付けたのだ。子供に。私に。

     

    こちらの意向を無視したのだ。無視。ここが一番の怒りポイントだったのかもしれない。

     

    ものすごく厳しく言うと、

    このようなことが無自覚に平然と行われ教員の誰もが疑問に思わないということは、不勉強や権利意識の低さの現れである。

    えらそうに言ってごめん。

     

    ただ、現場の先生方は非常に善良な方々です。本当に。人間的には信頼してる。

    普通の感覚で、「みんなが着てるんだから一緒に着ようね」程度のことで着せたのでしょう。まさか個人の尊厳を傷つけるとまで言われるような重大事案だとは予測できなかったでしょう。それは無理もない。

     

    その後、園と話をしたときに、副園長先生が「ひとりだけ私服だと可哀想だと思ってやったことなので」とおっしゃった。

    え?流行りの忖度ですか???

    悪意がないことはわかる。悪意があってしたなら訴訟ものだ。

     

    実際には可哀想なことではない。本人は大好きな洋服をとられたことを訴えてきたのだから、そのことの方が可哀想なことだったのだ。

    子どもの気持ちに寄り添うとは、難しいとは思うが、それがこの専門職の仕事なのだ。

     

    なぜみんなと同じものを着ないと可哀想なのか?

    中にはそういう子もいるだろう。みんなと同じものを着て喜ぶ子もいるだろう。だが現時点でのうちの子は違うのだ。

    まぁ「みんな一緒教」についてはひとまず置いておいて、理屈の話をしたい。

     

     

    制服の法的根拠、憲法、権利条約、人権についてはこの弁護士さんのページが参考になる。

    どうなってるんだろう?子どもの法律 学校で制服を着ないといけないのが嫌だ

     

    しかし,学校の生徒の制服は,法律がありません。


    日本は,子どもの権利条約という世界との約束で,

    「子どもの表現の自由を制限するときは,きちんと法律を作らないといけない」

    と確認しています。

    制服については,その法律がないのです。


    法律がないのは,服装の自由を制限しなければいけない「よっぽどの理由」じたいが,ないからです。

     

    制服のルールは,それぞれの学校が決めています。

    学校は,みんなが安心・安全な学校生活を送るためのルール,いわゆる「校則」を作ることができます。

    でも,学校は,何でも好き勝手に校則を作れるわけではありません。

    憲法がとてもだいじにし,法律でも奪っていない生徒の服装の自由を,

    学校生活のためという名目(めいもく)で学校が簡単に奪ってしまうことは,許されません。

     

    みんなが制服と呼んでいるものは、実は「標準服」といって、「これを着ることが望ましい」とされている、単なるお願いレベルのものなのです。着たくなければ着なくてよいのです。義務でも強制でもありません。

    ただし、他人の権利を侵害したり迷惑になるような服装はいけませんよ、ということです。

     

    そして、昨年度改訂された「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」には次のように書かれています。

    第4章子育ての支援

    第1 子育ての支援全般に関わる事項

    1 保護者に対する子育ての支援を行う際には、各地域や各家庭の実態等を踏まえるとともに、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。

     

    「保護者の自己決定を尊重すること」これが最重要句なわけですが、「子育ての支援を行う際には」と書かれているので、制服強要は別に子育て支援とは関係ないしーという反論が考えられますよね。

     

    さて、我が家は貧困家庭に入りますので、経済的支援という観点から制服購入の強制はしないという方針は子育て支援にもなるかと思われます。

    では、集合写真撮影時の制服拒否はどうでしょうか。

    私は、経済的理由で制服購入をしませんが、自分の育児観や信念で制服撮影拒否をします。幼児期に人と同じ服装をすることに教育的意義をあまり感じませんし、人と違うことを認め合う価値観を育むことが目的であり、協調とはそのような異なる価値観を持つもの同士が共存するためのルール作りをしていくことであって、決して多数派に合わせて妥協するということではありません。それはただの同調ね。

    子育てに直結する信念である以上、それを尊重することはこれもまた子育て支援であると考えます。

    親の精神安定、幸福感が子供の情緒安定に影響することは自明の理です。

     

    副園長先生はこうもおっしゃいました。

    「園の教育方針と岩元さんのお考えが合わないことが今後あるかもしれませんが」

     

    これまで、園の教育方針とか理念については特に何も問題に感じたことはありません。

    先生個人のやり方に疑問をもつことはあれども、園の教育方針を捻じ曲げてまで自分の要求を通そうなどという気は毛頭ない。

     

    いまいち理解されておらぬのが残念なのだが、私が今回園に対して指摘した問題はすべて、普遍的な「人権の尊重」というテーマに結びつくことばかりなのだ。ズバリ人権の問題なのだよ。

     

    ただ、副園長先生にとっては、そのような問題意識ではなく、園独自の方針で決める問題であるようでした。

    「撮影時は制服を着てもらう方針でよいか」と言われたので、今後そのようなルールを園の教育方針として定めようとされているのでしょう。

     

    これについては私も一定の理解は示したいと思います。

    市役所の保育課にも「撮影時に制服着用を拒否したらどうなるのか」という質問をしており、そのような場合の指針がないので検討すると現在回答待ちである。

     

    ここでひとつの疑問が生じるわけです。これが公立園なら話は簡単で、上記の弁護士さんのお話のように、制服を着る着ないは完全に個人の自由、ということで決着するわけだけど、この認定こども園は私立であって、その教育方針については自由裁量が認められているわけですもんね。

    弁護士さんもおっしゃるように『ただし,公立ではなく私立の学校では,「その学校のルールをわかったうえで,自分から希望して入学した」ということが重視されるので,校則で決められている制服を着なければ,停学や退学などの懲戒処分を受けてしまうことがありえます。』ってことなんだよ。

     

    私立学校の校則と個人の権利が衝突した場合はどうなるかっていうと、裁判での結論を簡単にいうと「憲法は直接的には国や地方公共団体が守るべき約束だから、私人同士のお約束には適用されるものではなく、社会通念上合理的であるお約束ならOKだよ」って感じね。

     

    まぁ制服着用義務のルールは私立学校では社会通念上合理的であると言えるかな。

    幼児教育においても日本では制服のある園など一般的ですし、それなりに合理的な理由があるのでしょう。教育的効果や意義があるかというと個人的には疑問ですが。その後入学する小学校には制服ないしさ。単なる大人の都合でしかないように思える。

    とにかく「その学校のルールをわかった上で自分から希望して入学した」ことが重視されるわけで、納得できます。

     

    我が家、2号認定で、第1に希望して入ったわけではありません。制服強制されない理由はここにあります。ただ、いくつかの希望にこの園を書いたことは間違いなく、入ったからにはそれなりに園の方針に従うものかなと思ってはいます。

     

    じゃ素直に従えよ、って話なのですが、

    理屈で考えることは私にとって非常に大事なことでして、ホントややこしい性格でごめんなさい。

     

    そして、本来一番重要な、子ども自身の気持ち。

    彼は望んでもないのに制服を着せられたものの、なんかわからんけど先生が言うからしょうがないやという感じで従ったのではないかと推測されます。写真は楽しそうに写っております。

     

    なので本人がそこまで嫌がるものでもないなら、撮影時は制服でもいいかと考えてはおります。

     

    これまでただの一言も「制服着たい」などと言ったことはありませんが、そんなことを言うとすぐ「それは大好きなお母さんの気持ちをくみ取って望まれる通りにふるまっているだけだ」などと他人の子のことをよく知る超能力者が現れるので、今回の話し合いでは子どもの気持ちはどうかということはあまり論点にしませんでした。

    子供が先生の顔色をうかがって、先生の望む行動をとることもよく知られていることであり、「園では制服着たいと言ってましたよ」と言われようものなら、「それは本心ではない可能性があります」と結局水掛け論になりますしね。

     

    今回の園との話し合いでは、父母会の負担についても話しました。これについてはまた別の機会に書けたら書こうと思います。

     

    JUGEMテーマ:幼稚園

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    • 2019.05.13 Monday
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      コメント

      こんにちは。

      写真撮影用にフォーマル服を着て登園したのに、保護者に尋ねもしないで着替えさせて写真撮影を行った‥
      こんなこと、実際にあるだなんて 言葉を失います。

      また、写真撮影時 制服で!と園が決めるなら 私服園児のために制服を園で準備しておくべきだとも思いました。
      貸与制服を準備せず、他の園児に借りて済ませる園のやり方に憤りを感じます。
      mikiさん、お子様が納得できる方向に事が解決しますように。。

      こちらの公立中学校では、制服着用を強制しています。
      昨年度途中に、改定があり、女子はズボン、男子はスカート着用可になりました。
      改定するより、強制をやめればいいのに、と思っています。

      • 理子
      • 2018/05/21 7:05 PM
      理子さん、こんにちは。

      ホント、ショックのあまり言葉失いました・・・。
      でもまぁ園とは建設的な話をしていけそうな気配なので、そこは良かったです。

      公立中学で制服強制は完全にアウトでしょう。憲法違反ですよね。
      強制をやめるべきなのは言うまでもないことですね。

      スカートとズボンを選べるというのは、男子でもスカートをはいていいんだよということを公言していることになるので、その点では多少の意義はあるのかなと思います。
      うちの息子はスカート男子なので、なんだか嬉しい。
      • miki
      • 2018/05/21 8:06 PM
      男子学生服は軍服と同じですね。
      国はまだ懲りずにいつも戦争の準備をしているようです。

      学生服を辞めることで平和世界に近づくことを恐れている
      輩がこの国を支配している限り違法PTAもなくならないかもしれませんね。

      もはや、学校行くコストでイチゴ農園でも作った方が幸せだな。
      • カケカモ
      • 2018/06/01 7:32 AM
      イチゴ農園、いいですね(^o^)
      • miki
      • 2018/06/01 8:12 PM
      この制服強制事件のブログはどこからコメントを入れたらいいかわかりませんが、それらしいところからコメントします。私は幼稚園の時から集団生活になじめず、昼休みの前に幼稚園の塀を乗り越えて脱走して先生と母に心配をかけました。中学の時には規則を破り7色のラインのシャツを着て学校に行っていました。成績はクラスでもいつもトップクラスでしたので自由な担任は何も文句を言いませんでした。体育の先生が文句を言いましたが、柔道の授業の時にその教師から技を仕掛けられた時に咄嗟に足をかけたらその教師を見事に倒してしまってから柄シャツのことで文句を言われなくなりました。やがて他の生徒も柄シャツを着てきだして素晴らしいクラスになりました。
      • カケモト
      • 2018/06/17 4:39 AM
      カケモトさん、
      私も保育園時代は脱走癖のある子でした^^;
      思い返せば私も、ランドセル拒否から始まり、高校時代は体育祭参加拒否と、常に学校に逆らっていたようなw
      確かに、成績良ければあまり文句言われなかったですね。
      • miki
      • 2018/06/17 5:30 PM
      mikiさん
      私は中学の修学旅行も仮病を使い行きませんでした。
      運動会は欠席にならないように朝の行事にひとつ参加したら家に帰っていました。大勢の人込みと砂ホコリの中で昼めし食べるのは異常に思えました。軍隊みたいで嫌でした。運動会が終わるころまた学校に帰って欠席 扱いを免れました。なにしろ日本1のマンモス校で2人や3人いなくなっても教師も気がつきません。
      ところで、先のコメントの体育の教師はサッカーの授業の時に私めがけてボールを蹴って来たものが私のちょうど蹴り具合がいいところに来てうまく蹴り返したら、教師の股間に見事に命中して「痛い」とのけぞってしばらく動けなくなったことは他の男子生徒も私も大笑いしました。それから彼は私を苦手にして何も言わなくなりました。( ´艸`)
      • カケモト
      • 2018/06/18 1:21 AM
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