また、他の校区のママたちとおしゃべりしました。
鹿児島には、PTAの地域部(地区P)とは別に、「あいご会」っていう子供会みたいなやつがあります。
その役員を決めるのも、本当に大変だったらしいです。
あいご会での役員をやる人はPTAの役員は免除ってPTAもあるけど、
B校のPTAでは免除はなく、
「あいごはPTAとは別だから」と言われて、最悪の場合、どちらとも役員をやる羽目になる人もいるんだとか。
A校ママのところのあいご会では、役員やる人に手当が出るそうです。
「手当出すくらい大変だってことよねー」だそうです。
何がどう大変なのか詳しくは知りませんけどね。
ちなみに私の住んでる地区は、会長を引き受ける人がいないという理由で町内会がなくなりました。
子供会もない。
「だから神輿担ぎとか綱引きというイベントはないけどさ、誰も困ってないんだよねー」
「そうそう、結局そうなのよ。なけりゃないで困らないし」
町内会という組織はなくなりましたが、ゴミ出し場の掃除当番はまわってきます。
ゴミ出し場の掃除だけはきちんとしなくちゃ困っちゃうもんね。
話は変わり、
A校PTAでも、くじ引きで役員が決まったそうです。
A校ママ「可哀想にさー、フルタイムで仕事してるお母さんが当たっちゃってさー」
前回のおしゃべりで彼女は、仕事しながら役員こなすのがどんなに大変だったかを訴えていたので、
私も繰り返し「無理してやることじゃないんだよ、PTAのそういうところを変えていけばいいんだよ」と説明し、それには賛同してくれていたけど、いざ他人がお気の毒な状況に陥れば、「可哀想にね」と傍観者で終わる。
私の説明で、彼女はPTAが任意加入であることも知ったし、義務じゃないし、ただのボランティア組織なんだということは知ったのだけど、でも理解はしていないんだってことに気付いた。
目の前で、人が困っている状況に陥るのを、疑問にも思わないし、おかしいとも感じない。
やっぱり、これまでずーーーーっと当たり前だと思ってやってきたから、感覚麻痺してんだろうな。
それを今更変えるなんてのは相当難しいことなんだろうな。