最初、この話を聞かされたとき、何かのイタズラかと思いました。
というのも、その前日に、ツイキャスでちょうど「裁判できないかな〜」などと話していたばかりだったからです。
どうやら本当の話らしく、拡散していいかと聞くと、「訴状を出したばかりで、相手方はまだ何も知らないので、このことはしばらく内密に」とのことでした。
で、証拠書類の提出などいろいろ大変だったようですが、ようやく拡散OKの状況になったそうなので、ブログで報告しますね。
熊本簡裁で、PTA会費の返還を求めて裁判が行われます。
一回目は 7月16日午後2時 402号法廷にて。
弁護士なしの本人訴訟です。
みんな、傍聴に行こうぜ!
と言っても、日程の都合とかなかなか難しいのよね。
私はお隣の県なんで、ぜひ行きたいのだけど…。
乳児連れではちょっと厳しいです。
なんか、一回目は被告が欠席するかもしれないので、二回目以降がいいかもって話でした。
電話でもいろいろお話を聞かせてもらったのですが、けっこうひどいPTAです。
ざっくり話すとこうです。
退会届を出した。
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「PTA会費納入のお願い」という文書が届いた。
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そこには、「PTA会則の配布をもって入会の了承をしていただくこととして、退会は、お子様の卒業・転出により保護者は会員でなくなると規定されるのみです」と書かれており、退会は認められなかった。
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退会届提出後にも、PTA会費集金袋を子どもに持たせて会費を請求してきた。
その会則って、勝手に配られて子供が持ち帰ってくるんですよ。
勝手に配っておいて「はい、受け取ったから入会ね、入会したらもう退会できないよ」って、まったく意味不明。憲法無視した会則ですね。
文書によるやりとりで3年くらいかかったそうです。
とにかく、回答が遅いんだそうで。
で、ついに訴訟にまでなってしまいました。
退会までの話をざっくりと。
PTAが任意だと初めて知ったのは、ご長男さんの中学校進学時。
そこの中学校ではPTA会費の減免制度があり、こんなのあるんだ〜小学校でもやればいいのに、と思っていろいろ調べていく中で、実はPTAが任意加入の団体だったことを知るに至った。
H23年3月に、PTA会長に減免制度の検討の嘆願書を送付したけれども、回答なく、再三返信を請求したがやはり返信がないので、H24年2月に退会届を出すに至った。
大注目の裁判だよね。
PTA被害者の会が熊本地裁に集合!ってなったら楽しそうなんだけど。
ガッカリ判決にならないことを祈ります。
ちなみに会費返還だけでなく、文書やり取り等に要した諸経費と、慰謝料も請求しています。
ーーーーーーーーー追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「会則の配布をもって、入会の了承をして頂くことにして」というのは会則ではないようです。
※被告の氏名等が記載されていた写真は削除いたしました。