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- 2023.12.12 Tuesday
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ちょっと前に話題になっていた二つの話。
見た目ではわからない病気を抱えた女子高生。
体調悪くバスの優先席に座っていたら、
「ここはお前ら学生が座るところと違う!」と怒鳴られた。
聴覚過敏の子供に防音具としてイヤマフをつけていたら、
「小さい子にヘッドフォンで音楽聴かせて!会話しなさい!」と叱られた。
とにかく何かしらここぞとばかりに他人を批判したい人っていますよね。
優先席に女子高生が座っていたら、体調悪い人かな?としか私は思いません。
さすがに私も聴覚過敏については気が付かなかっただろうと思います。でも、見知らぬ他人にいきなり「会話しろ」と叱るなどという発想にはならないですね。あ〜音楽聞いてるのかな〜程度にしか思わない。
聴覚過敏の子とイヤマフ。
ひとつ勉強になりました。
本当に、知るということは大切ですね。
私はこの話を聞いて、自分の子供のころを思い出しました。
以前も書いたと思いますが、私は子供の頃、場面緘黙症でした。
家では普通に話せるけど、学校などで話せなくなる情緒障害です。
とにかく、毎日挨拶もできないものですから、
近所のおじさんにはよく叱られました。
挨拶もしない、しつけのなっていない、非常にマナーの悪い子扱いでした。
当時、場面緘黙症なんて言葉を知ってる人は周囲にはまったくいなかったと思います。
今でも、知らない人がいると思います。
だから、また言いますね。
しつけの問題ではありません。
話したくても話せない、言葉が出てこないんです。
自分でもどうしてそうなるのかわからずに怖くて苦しんでいるんです。
もし、緘黙症の疑いのある子に出会ったら、適切な対応をお願いします。
JUGEMテーマ:場面緘黙症
JUGEMテーマ:保育士
もう就職したときからの違和感、
子供たちが皆「トイレへ行っていいですか?」といちいち許可をもらいにくること。
トイレくらい、好きに行きなさいよ、生理現象なんだから。
許可をとるように先生からしつけられているのだ。
小さい子が「せんせいトイレ〜」と言えば
「先生はトイレじゃありません、トイレに行きたかったら、トイレに行ってもいいですか?でしょ」と教える。
さらに驚いたことがある。
ある女の子が朝の会の時間に「先生トイレへ行ってもいいですか?」と言うと、
先生は「今はトイレに行く時間じゃありません」
え?
本気で言ってるのそれ?
先生は本気でした。
まだオムツだから別にもらしたっていいと思ってるんでしょうか。
確かに保育園では決まった時間に行きますが、それはその時間にするようにしつけているわけではなく、トイレトレーニングを進めるためじゃないですか?
せっかく自分から排泄したいと言えるようになったのに、行かせないってどういうことよ。
ただ、先生にも言い分はあって、
その女の子はいつもトイレで遊んでしまう子で、朝の会の前にトイレへ行ったばかりなのに、また行きたいというのはただ遊びたいだけなんじゃないか、と判断したようです。
でも、本当に排泄したいかどうかなんてわからないじゃないの。
トイレなんて好きに行けばいいとは言え、
子供の居場所を把握しておく必要はありますから、
トイレに行くときは「先生トイレへ行ってきます」と言ってほしいと思います。
先日、ある小学校教師が「トイレへ行ってもいいですか?」と言う児童に「ダメです」と言い、児童の困った顔を見て楽しむということが問題になっていました。
そもそも、トイレへ行くのに許可とる必要ないよ。
大人の社会では、状況によっては許可の必要な場合もあるかもしれませんが、まずダメということはないでしょう。
子供にそんな許可をとるよう教えて、何の教育的効果があるんですかね?
とはいえ、常識的に育てば、このようなしつけをされてきた子供たちも、大人になれば普通に「ちょっとトイレ行ってきます」と自由にトイレに行ける人間になるんでしょうけど。
余談ですが・・・、
私は三人目の出産のときに、助産師さんが出かかってる赤ちゃんの頭を押さえながら「ダメダメ、まだ出さないで〜!先生まだきてないから!我慢我慢!」と言われました。
無理ですから!!!
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